2019年09月16日
【人生は、自分独自の物語を生み出し、編纂しつつ、歩むことでいつか好転する】
「世界を旅する ハッピーシニアライフ・プロデューサー」の青木です。
■「物語」「ストーリー」があることで、「想い」や「エネルギー」は循環する
ビジネス的にも、個人のキャリア形成においても、
独自の「物語」や「ストーリー」を実装している人は、本当に強い。結果として、幸せな人生を歩んでいる人が多いように僕は感じています。
例えば、マーケティングの観点で考えた時。
どんな商品・サービスを提供する、販売するにしても、その商品・サービスの特徴・メリット・スペック・金額の安さなどを強調して、
「この商品、サービス、本当に良いですよー!買いませんか?」と、
マーケットに訴えたところで、現在の消費者の目は相当に肥えているので、そうそう簡単にはご購入頂けません。
それよりも、
提供したい商品・サービスについて、
「創業者・開発者の商品、サービスへの想い」
「開発秘話」
「お客様の声」
「七転八倒の苦労話」
などの「物語」や「ストーリー」を伝えることにより、それに「共感」してご購入下さるというのが人間の心理であるし、
商売、ビジネスの肝なのだと考えています。
「想い」や「エネルギー」は、循環するものです。
それが、どんなに良い商品・サービスであっても、販売する人、サービスを提供する人の中に、その「想い」「エネルギー」がなければ、
本質的にはお客様の購買行動にはつながらないのです。
■組織マネジメントにも重要な「物語」「ストーリー」
これは、組織におけるマネジメントにも全く同じことが言えます。
マネジメント側が、「理屈」や「ロジック」をいくら力説しても、
そこに「物語」「ストーリー」がなければ、聞いている相手の心を動かすことはできません。
仕事上でのパフォーマンスが低い、モチベーションの低い部下に対して、
「君は、どうして落ち込んでいるの?どうしてもっとやる気を出して仕事しないの?」
こんな一言で、こんなトップダウンなマネジメントで相手が動くと思ったら大きな間違いです。
①「現状の君の現状、想い、考えを本音で聞かせてほしい」
まずは、その部下との対話、ヒアリングを何度も重ねながら「コーチング」を通して、相手の状況、気持ち、考えを理解する。
その上で、
②「自分も、昔、君ぐらいの頃に同じ経験をして本当に辛い思いをした」
マネジメント側が、過去にその部下と同じ状況、失敗、ピンチに陥り本当に苦労した「物語」「苦労」を静かに伝える。
③「ただ、その時に俺は(私は)絶体絶命のピンチの中でも絶対にできると信じて、行動をし、最終的に危機を脱することができた」
どのように危機をピンチを乗り越えたのかを具体的に、「物語」や「ストーリー」という臨場感を交えながら相手に伝える。
このように、
相手のことを本気で真剣に考え、
将来にわたりお互いにどういう関係性を築いていきたいのか、
その関わり方によって相手に何を提供したいのか、
最終的に相手にどうなって欲しいのか、
それを伝える為にも
やはり、そこにも「物語」や「ストーリー」は絶対的に必要なのです。
ただ、そうは言っても、
僕も自分の心に余裕がない時、焦りがある時、きちんとシナリオや構想が描けていない時など、
個人の感情が先行し、
「物語」や「ストーリー」の存在を忘れて、
「ロジック」に傾いてしまい、
その結果
相手に自分の想い、考え、将来の理想像をきちんと伝えることができずに大失敗したことなど、過去に何度も経験しています。
毎回、反省の日々です。
まさに、「言うは易く行うは難し」です。
ちなみに、これは個人のキャリア形成についても同様です。
■個人のキャリア形成にも「物語」「ストーリー」は絶対的に必要
僕は、立場上、最近若い人と接したり、相談に乗ったりすることが多いのですが、
「日々、モチベーションが湧かない」
「何のために人生を生きているのか分からない」
「今のままではダメなのは分かるけれど、どうすれば今後の人生が良くなるの分からない」
こんな声をよく聞きます。
彼らに共通する傾向として、
①「夢」や「目標」を明確に描けていないこと
②「知識」「経験値(成功・失敗体験)」の絶対数の不足
③物事に対する「諦め」が早く、悩むなどの負のループにはまりやすい
このあたりが挙げられます。
ちなみに、僕自身も、若い頃は特に①や②については、同じような経験を散々したので、彼らの気持ちは痛いくらいに理解できます。
ただ、③については、
当時の僕の経験を思い出してみると、ちょっと彼らとは違っていたのかもしれません。
■僕も、昔はひたすらに他人の「物語」「ストーリー」を仕入れて、学び、その後自分なりに編纂していった
結果が全然出なくて、
自分が精神的に落ち込んだ時。
人生に迷った時。
将来に対して絶望的な不安を感じた時。
僕も、本当に何度もありました。
でも、その時に、僕が取っていた行動は、
・ロックバンド、ミスターチルドレンの「終わりなき旅」という歌を何度も聞いて、ピンチな自分を鼓舞していた
(特に、「壁が高ければ高い程、昇った時に気持ちいいもんだ♪」という歌詞には何度も救われたものです)
・映画「ゴッドファーザー」で、アル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネの生涯(マフィア、経営者、父親としての彼の人生での葛藤など)を
何度も何度も観て、当時の自分に投影して人生を考えたりして、「生きる意味」を考えていた(ちなみに、今でもたまに観ています)
・NHKの番組「プロジェクトX」を何度も何度も観て、そこに登場するビジネス界のヒーローたちの苦労や生き様を通して、「どうすれば自分も彼らみたいに成功を掴めるのか」を疑似体験していた(ちなみに、今でもたまに観ています)
・コヴィー博士の名著「7つの習慣」を何度も何度も読み返し、生きる上の考え方、道理、原理原則を見直した(ちなみに、今も読んでいます)
・周りのメンターや、自分の性格、経験に近いと思われる人に会いに行き、悩みを打ち明け、その人の人生を自分に置き換えて考え続けていた
等々、
とにかく自分に能力がない時、成功体験が足りない時は、
他人の人生を素直に学び、行動に移し、反省して、また学び行動を繰り返す。
こんなことを無数に行ってきました。
つまりは、
【自分は他人はなれないけれど、結果を出すまではその成功者と言われる他人の「物語」「ストーリー」を素直に受け入れて自分も生きてみた】
ということです。
■ハリウッド映画の「物語」「ストーリー」と、人生も同じ
ちなみに、皆さんも良く観られていると思いますが、
アメリカのハリウッドの映画。
ハリウッド映画には、その作成過程において、ヒットを飛ばすための「基本公式」があるのってご存知ですか?
以下に記してみます。
1. 主人公は何かを探す状態におかれる(人、もの、思い出、愛、復讐、成功、etc.)
2. 多くの場合、主人公を動かす動機を与える人間が現れる
3. 主人公は自らの意思により、探しに出かける(そうせざるを得ないパターンもある)
4. 主人公の探索を邪魔する者が現れる
5. 主人公は窮地に陥(おちい)る
6. 窮地を救ってくれる者が現れるが、その援助を手に入れるために別の試練が与えられ、試練を乗り越えるための苦闘が続く
7. 無事に援助を受け、探しものが見つかる
大体が、こんなパターンで、この基本公式に則ってストーリーラインを組み立て、製作されています。
僕は、人生も同じようなものだと考えています。
もちろん、人生と映画が必ずしも全て同じであると言いたい訳ではありません。
ただ、
人は誰だって、この世に意味があって生まれてきているはず。
そして、
人生は、一度しかない。
人生も、映画と同じように「プロローグ」があり「エピローグ」がある。
と考えた時に、
生まれたという「動機づけ」があり、
「窮地」や「ピンチ」などは何度も起こり、
いくつもの「試練」を続くが、
最後は、「ハッピーエンド」で人生という「物語」を終わる。
このように、映画と同じく、自分次第で自分の人生にも人生の「意味づけ」ができると思うのです。
それが「物語」や「ストーリー」が持つ力強さであり、
自分の人生にも勇気やパワーや、感動を与えてくれるのだと、僕は信じています。
人生に迷った時には、「自分」に固執しない。
人生に迷った時には、素直に他人の「物語」や「人生」に学び、仕入れる。
そこから「勇気」や「パワー」をもらいながら、窮地やピンチを脱出するべく新しい行動をする。
その後、成功体験を積みながら、自分個人の「物語」「ストーリー」を手に入れて、最後は自分の人生をハッピーエンドへ導いていく。
皆さんは、どう思われるでしょうか?
■「物語」「ストーリー」があることで、「想い」や「エネルギー」は循環する
ビジネス的にも、個人のキャリア形成においても、
独自の「物語」や「ストーリー」を実装している人は、本当に強い。結果として、幸せな人生を歩んでいる人が多いように僕は感じています。
例えば、マーケティングの観点で考えた時。
どんな商品・サービスを提供する、販売するにしても、その商品・サービスの特徴・メリット・スペック・金額の安さなどを強調して、
「この商品、サービス、本当に良いですよー!買いませんか?」と、
マーケットに訴えたところで、現在の消費者の目は相当に肥えているので、そうそう簡単にはご購入頂けません。
それよりも、
提供したい商品・サービスについて、
「創業者・開発者の商品、サービスへの想い」
「開発秘話」
「お客様の声」
「七転八倒の苦労話」
などの「物語」や「ストーリー」を伝えることにより、それに「共感」してご購入下さるというのが人間の心理であるし、
商売、ビジネスの肝なのだと考えています。
「想い」や「エネルギー」は、循環するものです。
それが、どんなに良い商品・サービスであっても、販売する人、サービスを提供する人の中に、その「想い」「エネルギー」がなければ、
本質的にはお客様の購買行動にはつながらないのです。
■組織マネジメントにも重要な「物語」「ストーリー」
これは、組織におけるマネジメントにも全く同じことが言えます。
マネジメント側が、「理屈」や「ロジック」をいくら力説しても、
そこに「物語」「ストーリー」がなければ、聞いている相手の心を動かすことはできません。
仕事上でのパフォーマンスが低い、モチベーションの低い部下に対して、
「君は、どうして落ち込んでいるの?どうしてもっとやる気を出して仕事しないの?」
こんな一言で、こんなトップダウンなマネジメントで相手が動くと思ったら大きな間違いです。
①「現状の君の現状、想い、考えを本音で聞かせてほしい」
まずは、その部下との対話、ヒアリングを何度も重ねながら「コーチング」を通して、相手の状況、気持ち、考えを理解する。
その上で、
②「自分も、昔、君ぐらいの頃に同じ経験をして本当に辛い思いをした」
マネジメント側が、過去にその部下と同じ状況、失敗、ピンチに陥り本当に苦労した「物語」「苦労」を静かに伝える。
③「ただ、その時に俺は(私は)絶体絶命のピンチの中でも絶対にできると信じて、行動をし、最終的に危機を脱することができた」
どのように危機をピンチを乗り越えたのかを具体的に、「物語」や「ストーリー」という臨場感を交えながら相手に伝える。
このように、
相手のことを本気で真剣に考え、
将来にわたりお互いにどういう関係性を築いていきたいのか、
その関わり方によって相手に何を提供したいのか、
最終的に相手にどうなって欲しいのか、
それを伝える為にも
やはり、そこにも「物語」や「ストーリー」は絶対的に必要なのです。
ただ、そうは言っても、
僕も自分の心に余裕がない時、焦りがある時、きちんとシナリオや構想が描けていない時など、
個人の感情が先行し、
「物語」や「ストーリー」の存在を忘れて、
「ロジック」に傾いてしまい、
その結果
相手に自分の想い、考え、将来の理想像をきちんと伝えることができずに大失敗したことなど、過去に何度も経験しています。
毎回、反省の日々です。
まさに、「言うは易く行うは難し」です。
ちなみに、これは個人のキャリア形成についても同様です。
■個人のキャリア形成にも「物語」「ストーリー」は絶対的に必要
僕は、立場上、最近若い人と接したり、相談に乗ったりすることが多いのですが、
「日々、モチベーションが湧かない」
「何のために人生を生きているのか分からない」
「今のままではダメなのは分かるけれど、どうすれば今後の人生が良くなるの分からない」
こんな声をよく聞きます。
彼らに共通する傾向として、
①「夢」や「目標」を明確に描けていないこと
②「知識」「経験値(成功・失敗体験)」の絶対数の不足
③物事に対する「諦め」が早く、悩むなどの負のループにはまりやすい
このあたりが挙げられます。
ちなみに、僕自身も、若い頃は特に①や②については、同じような経験を散々したので、彼らの気持ちは痛いくらいに理解できます。
ただ、③については、
当時の僕の経験を思い出してみると、ちょっと彼らとは違っていたのかもしれません。
■僕も、昔はひたすらに他人の「物語」「ストーリー」を仕入れて、学び、その後自分なりに編纂していった
結果が全然出なくて、
自分が精神的に落ち込んだ時。
人生に迷った時。
将来に対して絶望的な不安を感じた時。
僕も、本当に何度もありました。
でも、その時に、僕が取っていた行動は、
・ロックバンド、ミスターチルドレンの「終わりなき旅」という歌を何度も聞いて、ピンチな自分を鼓舞していた
(特に、「壁が高ければ高い程、昇った時に気持ちいいもんだ♪」という歌詞には何度も救われたものです)
・映画「ゴッドファーザー」で、アル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネの生涯(マフィア、経営者、父親としての彼の人生での葛藤など)を
何度も何度も観て、当時の自分に投影して人生を考えたりして、「生きる意味」を考えていた(ちなみに、今でもたまに観ています)
・NHKの番組「プロジェクトX」を何度も何度も観て、そこに登場するビジネス界のヒーローたちの苦労や生き様を通して、「どうすれば自分も彼らみたいに成功を掴めるのか」を疑似体験していた(ちなみに、今でもたまに観ています)
・コヴィー博士の名著「7つの習慣」を何度も何度も読み返し、生きる上の考え方、道理、原理原則を見直した(ちなみに、今も読んでいます)
・周りのメンターや、自分の性格、経験に近いと思われる人に会いに行き、悩みを打ち明け、その人の人生を自分に置き換えて考え続けていた
等々、
とにかく自分に能力がない時、成功体験が足りない時は、
他人の人生を素直に学び、行動に移し、反省して、また学び行動を繰り返す。
こんなことを無数に行ってきました。
つまりは、
【自分は他人はなれないけれど、結果を出すまではその成功者と言われる他人の「物語」「ストーリー」を素直に受け入れて自分も生きてみた】
ということです。
■ハリウッド映画の「物語」「ストーリー」と、人生も同じ
ちなみに、皆さんも良く観られていると思いますが、
アメリカのハリウッドの映画。
ハリウッド映画には、その作成過程において、ヒットを飛ばすための「基本公式」があるのってご存知ですか?
以下に記してみます。
1. 主人公は何かを探す状態におかれる(人、もの、思い出、愛、復讐、成功、etc.)
2. 多くの場合、主人公を動かす動機を与える人間が現れる
3. 主人公は自らの意思により、探しに出かける(そうせざるを得ないパターンもある)
4. 主人公の探索を邪魔する者が現れる
5. 主人公は窮地に陥(おちい)る
6. 窮地を救ってくれる者が現れるが、その援助を手に入れるために別の試練が与えられ、試練を乗り越えるための苦闘が続く
7. 無事に援助を受け、探しものが見つかる
大体が、こんなパターンで、この基本公式に則ってストーリーラインを組み立て、製作されています。
僕は、人生も同じようなものだと考えています。
もちろん、人生と映画が必ずしも全て同じであると言いたい訳ではありません。
ただ、
人は誰だって、この世に意味があって生まれてきているはず。
そして、
人生は、一度しかない。
人生も、映画と同じように「プロローグ」があり「エピローグ」がある。
と考えた時に、
生まれたという「動機づけ」があり、
「窮地」や「ピンチ」などは何度も起こり、
いくつもの「試練」を続くが、
最後は、「ハッピーエンド」で人生という「物語」を終わる。
このように、映画と同じく、自分次第で自分の人生にも人生の「意味づけ」ができると思うのです。
それが「物語」や「ストーリー」が持つ力強さであり、
自分の人生にも勇気やパワーや、感動を与えてくれるのだと、僕は信じています。
人生に迷った時には、「自分」に固執しない。
人生に迷った時には、素直に他人の「物語」や「人生」に学び、仕入れる。
そこから「勇気」や「パワー」をもらいながら、窮地やピンチを脱出するべく新しい行動をする。
その後、成功体験を積みながら、自分個人の「物語」「ストーリー」を手に入れて、最後は自分の人生をハッピーエンドへ導いていく。
皆さんは、どう思われるでしょうか?
【ビジネス×看護師という新たなブランディングを手に入れる】
【予定調和をぶっ壊せ!】
【being】を考え続けることの大切さ
キングコングから頂いた「パラダイムシフト」
「自責思考」を因数分解してみた
改めて、【継続は力なり】を心に刻んでみる
【予定調和をぶっ壊せ!】
【being】を考え続けることの大切さ
キングコングから頂いた「パラダイムシフト」
「自責思考」を因数分解してみた
改めて、【継続は力なり】を心に刻んでみる