2017年09月29日

【being】を考え続けることの大切さ

「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」の青木です。


前回は、【物事を成し遂げる、あるいは結果を出す為に大切なことは、メンタルではなく「準備」である】

というお話をしました。


ただ、西野氏やイチロー氏のように、圧倒的な【準備】を行い、超一流の結果を出せる人もいれば、

その一方で、たいした【準備】もせず、お気軽に結果を求めようとする人が世の中多いのも事実です。


実は、昨日ブログを書いた後で、

その「準備を行う人」と「準備を行わない人」の違いって何だろう?って、ずーっと考えていました。


そこで、ひとつの概念が頭をかすめました。



それは・・・


【being ・doing・having】 という考え方です。






【being】とは、日本語で言う「あり方」「存在」を指します。


【doing】とは、「行動」


【having】とは、「所有」「持ち物」


という意味になります。



僕がこの考え方を知ったのは30代に入ってからです。

とある知人経営者に教わりました。



皆様は、この【being】 【doing】 【having】 の3つの中で、どれにフォーカスして日常生活を
送っていらっしゃるでしょうか?


ちなみに、
僕自身、その昔若かりし頃は、完全に【doing(行動)】と、その結果として得られる【having(所有)(持物)】にフォーカスして生きておりました。


「成功したい!」

「金持ちになりたい!」

「人に認められたい!」というモチベーションの中で、

「どう行動すればそうなれるのか?」

ひたすらそれだけ考えて、毎日を過ごしていたように記憶しています。


「どう行動すれば売上があがるのか?」

「どう行動すれば部下はついてくるのか?」

「どうすれば、会社は大きくなるのか?」

いわゆる、即物的に「HOW?」を自分に投げかけて、ひたすら【doing(行動)】していたんだろうと思います。



でも、ある時・・

【doing(行動)】 【having(所有・持ち物)】 以上に、

【being(存在・あり方)】が、さらに大切であるということを教わりました。



【自分は、そもそもこの世の中においてどういう人間でありたいのか?】

【自分は、会社において、どういう存在でありたいのか?】

【自分は、社会に対してどういう価値を提供できる人間でありたいのか?】


この【being(存在・あり方)】を考え始めた時から、

僕自身の「世の中」「社会」「人」に対してのアプローチの方法が変化していったような気がします。


ちなみに、最も明確に変化したと感じるのは、

「自分視点」から「相手視点」への変化でした。

「自分の欲求を満たす」というフォーカスから、「相手の欲求・幸せを満たす」にフォーカスが切り替わりました。

このような【利他の精神】は、特に経営の世界、ビジネスの世界においては、極めて必要な原理・原則なのですが、

この【being(存在・あり方)】を常に意識し続けていったからこそ、僕自身も変化できたのでしょう。




思うに、西野氏にしても、イチロー氏にしても、


この世の中で超一流の結果を残す人は、恐らくというか間違いなく、

この【being(存在・あり方)】が明確になっている人ではないでしょうか。


だからこそ、そういう人は、

その【ありたい自分】が明確であり、そしてそのプライドがとてつもなく高いので、いつでも、どんな状況でも、

【準備】を怠ることなく、メンタルもブレることなく、高いレベルで結果を出していくるのだと思います。
 


ある人は、このようにも表現します。

【being(存在・あり方)】とは、すなわち【志(こころざし)】そのもなのだと。


どれだけ能力があり、技術・ノウハウを持っていても、

【志(こころざし)】の低い人は、長い目で見たら世の中では大成しない、成功できないのだと。



僕が、メンターから教わった言葉があります。


【目線は低く、そして志(こころざし)は高く】


僕が、常に日々、自分の言い聞かせていることです。


僕は、これからも【being(存在・あり方)】を追究し続けていきます!



皆様は、いかがお考えでしょうか?
  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 17:30Comments(0)成功法則

2017年09月28日

キングコングから頂いた「パラダイムシフト」

「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」の青木です。


現代の日本は、過度な「ストレス社会」だと言われます。

精神疾患の患者が爆発的に増え、自殺者数も年間3万人に達するなど、人が人として生きにくい社会
だと論評する識者も増えてきているようです。


そして、そのような社会事情からなのか、
私も、特に若い世代(20代・30代)に「ストレス耐性」の低い人たちが増えてきたように感じることが多い今日この頃です。


その原因、理由は一体全体何なのでしょう?
弊社も、例に漏れず20代・30代の若い社員が多いので、決して他人事ではありません。


経営者として、彼ら彼女らに対する心の教育、育成について色々と思い悩む場面もあります。


そんな中・・・

とあるブログに出会いました。



お笑い芸人 及び 新進気鋭の絵本作家  西野 亮廣氏のブログです。


【ウィキペディア】より・・・
西野 亮廣(にしの あきひろ、1980年7月3日[1] - )は、絵本作家[2]、俳優。お笑い芸人としては本名の西野 亮廣(にしの あきひろ)名義で、漫才コンビキングコングのツッコミ、ネタ作り担当として活動。相方は梶原雄太。絵本作家としてのペンネームはにしの あきひろ。

兵庫県[1]出身。吉本興業所属。身長173cm[1]、体重57kg[1]。







西野氏















・・・・・・以下、西野氏ブログより・・・・・・

「西野さんは、よく世間から叩かれていますが、メンタルがやられることはありませんか?」





こういった質問を、よく受けるんだけど、

リリース後に受けるバッシング(ツッコミ)は、リリース前のテスト段階で、僕かスタッフさんかチビッ子が出したツッコミがほとんどで、想定内のツッコミが何十万、何百万個飛んできても、「それはね…」と説明できる準備ができているので、当然、体制が揺らぐことも、気持ちが揺らぐこともない。





ツッコミの場合は、「数」ではなくて、「質」が問題で、想定外の(テスト段階で出なかった)ツッコミが飛び込んできた時に、きっと僕らはオロオロする。





なので、たとえば今年で言うと、絵本『えんとつ町のプペル』を無料公開をした時に、「クリエイターが食いっぱぐれるだろ!」

「『お金の奴隷』とは何事だ!汗を流してお金を貰う人間を侮辱しているのか!」

といった声が星の数ほど届いたが、それはもうテスト段階で「こういう声が届くよね」という『ツッコミの候補』に入っていたので、日本中がお怒りになっても、何も問題はない。




こういう話をすると、すぐに「炎上を狙っている!」「炎上商法だー!」と騒ぐバカが大量発生するんだけれど、まさか「炎上させて、商品を売ってやろう」とは微塵も考えていなくて、たとえば無料公開の時でいうと、「まもなく無料公開が販売戦略の主流になるから、ここを受け入れないと、全員くたばると思いますよ」という提案だ。




その提案に「のる・のらない」は好きにすればいいし、僕は他人に時間を使いたくないので、他人の哲学に、干渉も、強要もしないし、争うつもりも一切無いが、想定内のミサイルを飛ばしてきたら、それは撃ち落とす。

ときどき、議論を無駄に長引かせることで生きようとする人がいて、そういう人の場合は無視するけど。







世の中を変えようと思うなら、バッシングは付き物だ。

既得権益で生きている人達がいて、世間の声の主導権は、その人達が握っている。

挑む人は、そういう条件の上で挑むわけだ。




その時、世間に叩かれて、気持ちがヘニャンと萎れてしまう人は、メンタルが弱いのではなくて、今回記事にした部分(予想できるツッコミ)の準備を単純にサボっているだけだ。




ただの準備不足。

メンタルには1ミリの問題もない。




ライオンの檻に飛び込んで、ライオンに噛まれて、「メンタルがやられた…」と嘆いているような奇妙な言動に見える。

噛むよ、ライオンだもの。




檻の中に飛び込もうとする人達は、

「ライオンがどういう感じで噛んでくるか? 」

「それに向けてどういった準備をしておく必要があるのか?」

それらを知っておく必要があって、そういったことを全て書いている『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告~』という次代のサバイバル本がまもなく発売となります。


・・・・・・以上ここまで・・・・・・


さすがですね。西野氏。

僕も、「革命のファンファーレ ~現代のお金と広告~」、早速買って読んでみようと思います(笑)


それはさておき・・・

芸能でも、広告でも、ビジネスでも、プライベートでも全てそうだが、
仕事で結果が出せる人、出せない人、プライベートでも幸せな人、不幸せな人の違いは・・

「メンタルが強い・弱い」ではなく、


【準備をしているか・してないか】の差なんだと。

何か、ストンと腑に落ちたというか、


僕にとっては、西野氏の言葉は、ある意味「パラダイムシフト」の瞬間でした。



そして、さらにイメージとして広がったのが、

あの日本人メジャーリーガーとして前人未到の記録を打ち立て、現在も活躍中のイチロー氏の姿。

野球と言う世界において、圧倒的な結果、クオリティー、超一流であり続けるイチロー氏。

彼も、試合で、本番で結果を出すために、この【準備】という行動に極めて精密にフォーカスしている。


試合の前日から、ありとあらゆる可能性、パターンを考え、イメージし、
当日は、誰よりも早くスタジアムに到着し、入念なルーティンワークを行う中で、試合への肉体、精神の【準備】を行う。

そして、そのルーティンの行動には毎日毎日、一切のブレがない。

メンタルのブレもない。



西野氏も、イチロー氏もそうだが、
それは、やはり誰よりも圧倒的にモノを考え、テストを繰り返し、しかるべき【準備】を行っているからこそ、
メンタルのブレがなく、超一流の結果を出せるのだろう。


僕は、そう感じた。


やはり、メンタルがブレる人、弱い人っていうのは、元々の性格や、先天的なものが原因ではないんだなと。

もっと言えば、元々ブレる人とか、弱い人が存在するのではない。
結果を出す上において、そのプロセスでの一定の「型」というか、「形」というか、「模範」みたいなものを学んでいない
だけなんだなという気がする。


いわゆる、「量稽古」が足りないということ。


なのに、それを他者のせいにしたり、自分の精神の弱さのせいにするのは、僕は完全なる「逃避」であると考える。

だって、逃げる方が楽だしね。
自分の体面や、精神は守れるかもしれないけどね。

でも、一時逃げても、結局は長い目で見れば何の解決にもならない。


自分の目の前にある壁は、自分で乗り越えない限り、人生は先に進めない。

その壁を避けてばかりいると、結局最後は自分に降りかかってくる。



現代は、自分たちが住んでいる日本の上空を平気でミサイルが飛び交う時代。
本当に「サバイバル」の時代に突入したなぁと感じる今日この頃。


って考えると、
もしサバイブできずに、自分の描く成功を勝ち取れなかったとしたら、最後に後悔するのは自分自身。


僕は、そんなのは絶対にイヤだ。

徹底的に【準備】して、最悪の事態も想定しながら、あらゆる対応策、オプションを用意しておく。
一昔前のホリエモンではないが、常に「想定内」と言える自分を作る。


そんなことを考えた。

考えて、考えて、さらに徹底的に考え抜く。



【ライオンの檻に飛び込んで、ライオンに噛まれて「メンタルがやられた」と嘆いているような奇妙な言動に見える・・
噛むよ、ライオンだもの】


【会社(社会)の檻に飛び込んで、会社(社会)に噛まれて「メンタルがやられた」】と嘆くのは、
そりゃ、噛むよ、会社(社会)だもの


と置き換えてみると、ちょっと文脈は変だけど(笑)、その意味が非常に良く分かる。


「メンタル問題」の答えが出て、僕は非常にスッキリした。



あとは、弊社で言えば、
あらゆることの【準備】のシステム化、フォーマット化への落とし込みかな。


キングコングには感謝です(笑)


  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 16:34Comments(0)成功法則

2017年09月10日

「自責思考」を因数分解してみた

「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」の青木です。

最近、よく考えることがあります。
人にとっての、「幸せ」とは何か?

正直、このテーマは古今東西を問わず、
人の数だけ「幸せ」の定義は存在すると言われています。

当然ながら、僕の考える「幸せ」の定義と、あなた、あるいは他者が考える「幸せ」の定義は人それぞれ。


ちなみに、僕の考える「幸せ」の定義は・・・
「他人のお役に立ち、感謝されることで、自己重要感・自己承認欲求を満たしながら生きている」
「自分で人生の脚本を書き、イニシアティブを握り、自分の人生を生きている」
「精神的・肉体的・経済的に自由であり、自分がやりたいことを、やりたい時に、やりたいだけやれている」
「信頼できる自立した仲間たちと一緒に、やりたいことにチャレンジし、結果の如何を問わず人生を謳歌している」

本当は、これ以外にもまだまだたくさんありますが、
僕でもこれだけある訳ですから、皆様も本当にそれぞれで人生の幸せをお考えになられているのでしょう。

そして、その自分なりの「幸せ」を追究する為に最も大切なことがあります。


このブログでも何度もご紹介していますが・・・
それは、「自責思考」という考え方です。
「自分の身の周りに起こる出来事は、全て自分の責任」とする考え方のことです。

どんなに能力があり、どんなに経験値が高く、どんなにキャリアを積んでいる人でも、
この考え方を身に付けている人でなければ、
ご本人が持っている能力は生かされないし、経験値は積めないし、キャリアも積みあがっていかないことでしょう。


「自責思考」とは真逆の考え方として、「他責思考」という考え方があります。
すなわち、「自分の周りに起こる出来事は、全て他人の責任」とする考え方のことです。

現在、「僕は(私は)本当に幸せだ!」という状態の方は、この後のお話はスル―して頂いて結構ですが(笑)


僕が思うに、
「僕は(私は)本当に不幸せだ!」という方は、その不幸せの正体は、この「他責思考」だと考えてまず間違いないでしょう。

そして、最近気付いたことがあります。
それは・・・
「他責思考」の方ほど、自分自身が「他責思考」であるということに全く気づいておらず、またその自覚もないのです。


「僕は(私は)正しい。あるいは僕なり(私なり)に頑張っている・・ただ上手く行かないのは・・」
「相手が悪い」
「会社が悪い」
「社会が悪い」

この考え方では、自分が目指す結果など出る訳がないし、ましてや幸せになんてなれる訳がない。

そして、残念なことに、
人間って、他人がそのような状態の場合には、その「他責思考」の意味合いもはっきりと理解できるのですが・・
いざ、自分のことになると、全くの別人格になり、まさに「他責思考」バリバリの王道を突き進んでしまうのです。



「自責思考」の方は、
他責思考の方とは、発想が全く逆なのです。

「僕なり(私なり)に頑張ってみた。でも結果が出なかった・・僕の(私の)アプローチがまずかったのだろう。」
「では、次はこうしてみよう!」
「では、次は一度、ゼロベースで考え直して、180度違うアプローチでトライしてみよう!」
「アプローチした中で良かった部分については、さらに継続してやり続けてみよう!」
等々、
とにかく、「できない理由」を探すのではなく、「できる理由」あるいは「どうやったら成功するのか?」を考えて、
徹底的に成功するまでやり続けるのです。



さらに言うなら、
この「自責思考」の大切さについて、僕が最近気づいた、重要なポイントがあります。

それは、「主体性」と「素直さ」です。

「自責思考」の人は、
【自分の人生を自分で引き受ける覚悟】という意味での「主体性」があります。
なので、どんな場面においても、まずは自分なりの考え方、過去の経験則などに基づいて行動します。

そして、その後、
自分なりに行動しても上手く行かなかった場合に、
すぐに周りの人、先輩、上司、あるいは成功者などに教えを乞い、新たなアプローチを考えていく「素直さ」があります。
なぜならば、「自責思考」の人は、「自分の結果・幸せは、自分で掴みとるもの」と理解しているので、
何とかして結果を出すためには他人の教えを乞うことなど当たり前すぎて、朝飯前に行うフットワークの軽さがあるのです。

逆に言えば、「自責思考」の人にとっては、
結果が出ないことが続くことこそがストレスになるので、何としても幸せに近づく為には、自分なりに考えるか、勉強するか、
あるいは、それでもどうしてもうまく行かない場合に、他人に素直に聞く、教えを乞うのは当然のことと言うこともできるでしょう。


まとめると・・

「自責思考」を因数分解すると、「主体性」「素直さ」になる。
ということになるのかもしれません。


冒頭でもお話したように・・
僕は、僕なりの「幸せ」の定義はありますが、
まだまだ納得のいくような、「幸せ」を手に入れたという実感はありません。

まだ、全然発展途上なのです。


もしかしたら、一生をかけてこの「幸せ」という定義を追究していくのかもしれません。
一生、答えに到達しないかもしれません。
でも、僕には、それが楽しいのです。

なぜなら、その過程の中で、僕自身自分が人間的に成長しているという実感を持てているからです。


特に、僕は「経営者」という立ち位置でもある以上、
正直、自分の計画、目標通りに上手くは行かないことだらけで、いつも葛藤、悩み、また考え直して前へ進む
というような毎日を送っています。

上手く行かないけれど、誰のせいにもできない。

上手く行かないけれど、何とか上手く行くように行動し続けなければならない。

上手く行かないけれど、僕以外の他人も上手く行くように導かなければならない。


本当に、毎日がこの繰り返しです。

でも、諦めない限り、行動し続ければ、上手く行かないことも少しづつ上手く行くように前には進んでいくのです。


その行動の源泉は、
くどいようですが、「主体性」と「素直さ」という、「自責思考」の因数なのです。


僕は、これからも、人生の「幸せ」を掴みとっていく為に、ただひたすら前に進んでいきます!


皆様も、ぜひ一緒にそれぞれの人生の「幸せ」を掴めるように、行動して参りましょう(^_^;)

  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 18:08Comments(0)成功法則

2017年08月17日

【医療・介護他関連事業様向け】 中国医療視察ツアーのご案内

「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」の青木です。


中国在住17年。中国進出NO.1コンサルタントである私の知人より、ビジネスレターが届きました。
「中国医療視察ツアー」のご案内です。

中国人の日本への「爆買い」が一段落したと思われる昨今。
実は、水面下で、一般の中国人は「モノ消費」から「コト消費(体験型)」へ移行して日本を訪れる人が増えています。
そして、富裕層も「医療ツーリズム」や「完全オーダーメイドのおもてなし旅」など、スペシャルを感じることができる体験への需要が増え、
日本に対する「憧れ」「期待」はますます加速しているようです。


これは、ビジネスの世界でも同じ。
特に、医療・介護の分野においては、
年々、中国の各企業から日本の技術・システム・関連機器等への導入への期待が高まっているのが現状です。

弊社も例外ではなく、つい最近も、新規で中国のとある会社から介護人材の育成・教育に対するオファーがありました。


中国は、現在日本に次いで急速に高齢化が進んでおり、2025年には高齢者人口だけで2億を超えると言われています。
中国政府も、社会保障制度や医療・介護サービス提供体制の整備に向け、民間資本や外資の活用、介護保険制度の試行
などを進めており、本腰を入れて取り組み始めました。


私も、中国は何度も仕事で訪れていますが、
確かに介護先進国である我々日本の介護・医療事業者への期待、思い入れには並々なるものを感じている今日この頃。

弊社もこれから中国へのビジネスは展開していきますが、
まさに今、介護・医療に関連した福祉業界全体にビジネスチャンスが訪れています。


ただ、そうは言っても、
我々日本人にとって、中国という国自体に対するネガティブイメージ、偏見、先入観があるのも事実です。

「チャイナリスク」という言葉があるように、何となく漠然と「怖い」とか「危ない」というイメージが一人歩きしているように感じます。

私も、以前はその中の一人でした。
ただ、実際に中国に何度も足を運び、実際のマーケットを見て・聞いて・感じた結果・・・
その偏見、先入観が間違いであることに気づきました。

これからの中国には無限の可能性がある!!!

まさに、「百聞は一見に如かず」「目から鱗」の体験でした。


そんな私も一緒に参加して、アテンドさせて頂く「中国医療視察ツアー」。
ぜひ、一緒にリアルな、生の中国を体験してみませんか?


・・・・(以下、視察ツアーのご案内です)・・・・・・・・・

【中国医療視察ツアーのご案内】

「高齢者社会の医療・介護」と「先端治療技術」のような日本の得意分野に、中国市場が熱い視線を向けています。
本ツアーでは、中国最大規模の展示会視察を通じ、老人福祉・医療系の現状理解を深めて頂きます。

その上で、他に富裕層向けプライベート病院の視察や業界専門家との面談などから新たなビジネスの着想点をご提供いたします。


ツアー開催までの基本的な流れは、以下の通りです。
①参加希望申込 → ②ヒアリング →③ツアー組立 →④開催


●視察内容と日程
 各地の展示会視察を核に、御社のご希望に沿う「病院・老人ホーム・各種工場・学術交流」などの視察や情報交換を行います。

①【日程】   
  9/26(火)~28(木)  

 【メイン展示会】
 医療機器展示会  

 【開催地】
  北京

 【内容】
 第21回 日系企業参加多数

②【日程】
 10/20(金)~22(日)

 【メイン展示会】
  老人福祉展示会

 【開催地】
  上海 

 【内容】
 第5回 養老介護産業中心

③【日程】
 11/17(金)~19(日)

 【メイン展示会】
  国際医療ツーリズム展示会 

 【開催地】
  北京       

 【内容】
 第7回 「一路一帯」の目玉

※上記の中からご希望のツアーをお選び下さい。


●コーディネーター 益子 知大(ますこ ともひろ)
 ・中国(北京)生活通算17年 
 ・日中投資促進機構 中国ビジネスセミナー講師
 ・日中投資促進機構 健康食品分科会セミナー講師
 ・大阪商工会議所 中国実務セミナー講師
 ・北京和僑会 理事・事務局長

●コーディネーター 青木 幸司(あおき こうじ)
 ・TEAM ALL JAPAN ~絆(きずな)プロジェクト~ 理事
 ・グリーンランズ株式会社 代表取締役
 ・ケアブリッジ株式会社 代表取締役

共催: プレミアムブリッジ株式会社 / TEAM ALL JAPAN ~絆(きずな)プロジェクト~ ( ケアブリッジ株式会社)

●ツアー費用
 25万円 / 1企業 ・1個人当たり
 ※航空券・ホテル・専用車・食費等は別途かかります。
 ※1企業2名様以上については、ツアー費用の半額とさせて頂きます。


・・・・・・・(ここまで)・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、私自身も上記の益子氏にアテンドをお願いして、弊社の社員と共に北京と天津でツアーに参加しました。
その結果、北京の7兆円規模の国営医療グループ、天津最大の病院・大学との事業連携に成功し、海外事業の第一歩を踏み出すことができました。

上記ツアー費用を高いと感じるか、安いと感じるかは皆様次第ですが、

ちなみに私は、いつも新しいこと・自分がまだ体験していないことを行動に移す際には、必ずその道のお師匠さんを探し出し、
お願いして先行投資としてお金を払ってでも、短期間で得たい結果を得ることを是としています。
なぜなら、新しいこと・自分がまだ体験していないことに対して、目先のお金を支払わずに、全て自分で一(いち)から行うというのは、あまりに非効率だと感じているからです。
特に、最大の非効率は「時間」です。

時間こそ、最大の「コスト」なのです。

「守・破・離」
「TTP(徹底的にパクる)」
「芸術は模倣から始まる」等々・・

経営者の方ならもう既に御存知だとは思いますが、
タイムマネジメントの世界では、何かを得ようとする時に、時間という「コスト」がまさにボトルネックになります。

【お金で時間を買う】のか

【時間でお金を買う】のか

どちらが結果が出るかは、もう明白ですよね。

時間の切り売りに終始して得られるメリットを逃すか、
レバレッジを効かせて、短期間で得たい結果・メリットを享受するか。

考え方は、本当に様々あると思いますが、
私は、【お金で時間を買う】ことこそが結果を出す上での最大の近道だと考えています。

なので、私は2年前から自腹を切ってお金を投資して、中国事業・海外事業への道を切り開いてきました。


何度も言いますが、
中国は、皆様が考えているイメージとは違って、様々な面で無限の可能性が広がっています。


介護・医療・福祉用具その他、その周辺で事業を行っていっらしゃる会社様、及び経営者様。

ぜひ、私とご一緒して新たな可能性を掴みに行きませんか?

ご興味のある方は、
下記アドレス
bz910220@bz04.plala.or.jp

あるいは、
731dream@gmail.com

または
このブログに直接メッセージを頂ければ幸いです。

Facebookで繋がっている方は、直接メッセンジャーにご連絡頂いても構いません。

どうぞ宜しくお願い致します!

  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 17:02Comments(0)海外視察ツアー

2017年06月20日

【先着10名】目から鱗!本当の中国を見て・聞いて・肌で感じるビジネス視察ツアー

【先着10名様】 目から鱗!本当の中国を見て・聞いて・肌で感じるビジネス視察ツア

夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタントの青木です。

☑「会社として、海外進出の第一歩を踏み出すことができました!」
☑「人として、人生が変わるきっかけを掴むことができました!」
☑「リアルな現地の実情を見て、聞いて、肌で感じることができて、単なる海外旅行では得られない最高の体験をすることができました!」
☑「社員のモチベーション、意欲が飛躍的に上がり、会社の業績も上昇しました!」
☑「世界レベルでの会社のブランディングに成功しました!」

実は、これ、全て嘘偽らざる私、青木個人の経験、体験談です。

私は、この2年ぐらい会社経営の合間の時間を使って、
香港、中国、ニューヨークなどに足繁く通い、それぞれ現地を丸ごと体験してきました。

海外に足繁く通った理由としては、大きく分けて2つあります。
①進む日本の人口減少、国力の低下、国内の内需縮小によって、ビジネス目線で考えた時に今後の日本マーケットの将来性に不安・限界を感じていること
②海外に事業展開することで、それが結果として国内の自社のブランディングにつながり、自社としての収益の増加、リスクヘッジ、最終的には自社の社員により大きな夢や目標を提供できること

そうは言っても、私も最初の頃は、
海外進出については、かなり懐疑的であり、消極的でもあり、全くイメージが湧きませんでした。
ただ、訪れたそれぞれの国で、自分自身の目で見て、耳で聞いて、心で感じることで、
日本にいては絶対に分からない現地の事実、実態を知ることができました。

その結果、弊社のビジネスにおいてもかなりの成果を上げることができました。

中国北京では7兆円規模の予算を誇る国営の病院、
中国天津では市内最大の大学病院、
アメリカニューヨークではニューヨーク及び全米最大の病院グループと事業提携を結ぶことに成功しました。

そして、上記の各中国・アメリカの企業とは、既に具体的な提携における商談、交渉に着手しております。

ただし、上記の成果はもちろん私一人で全て成し得た訳ではありません。
実際には、現地のパートナー、専門家の方々の力をお借りしながら行動に移していきました。

その上で、今、想うこと。
やはり、頭で考えているだけではなく、実際に行動してみて本当に良かったと実感しています。


ただ、この素晴らしい体験を私が独り占めするのは、本当にもったいない!
一個人としても、一経営者としても、皆様にもぜひ体験して頂きたい!
そう思い立ち、この度、
私と、これまで私がお世話になった現地の最高レベルの専門家と連携して、海外視察ツアーを開催することにしました。


記念すべき第一回目の視察先は、中国北京(英語名Beijing)です。

皆様もご存じの通り、北京は中国の首都。行政区分では直轄市でもあり、
上海に次いで中国第二位の2,150万人(2016年3月時点)の人口規模を誇ります。

ただし、反対に北京に在住する日本人の人口は1万人を切っています。
大気汚染、日系企業の現地化、反日デモやチャイナリスクなどと言った日本の報道などにより年々減っているのが現状です。

ただ、逆に言うと日本人が減っている今がチャンスということもできます。
私も、中国で何度も耳にしたのですが、
「日中関係が悪くなって日本人が減った方が良い。なぜなら、その分ライバルが減るから」
と語っている、現地で大成功している日本人起業家が多いのも事実です。

私自身も、この度中国への事業展開を開始して実感しましたが、
政治の分野において日本と中国の関係が良くないことは事実ですが、一般の中国人、そして国営、民間を問わず中国企業も、日本の高い技術、サービスを本当に欲しがっていて、学びたいと思っていることも事実なのです。

さらに言うなら・・

私も、何度も訪中して感じましたが、
中国人は、総じて日本という国、そして日本人が大好きです。

これは、本当に予想外でした(笑)


今後、中国は世界でGDPもNO.1になることが確実視されています。
日本とは比較にならないぐらい、とてつもなく大きなマーケットです。


中国の2025年に向けたGDP予測



つまり、今後は、
我々日本人が好むと好まざるに関わらず、
これからは、【中国マーケットをいかに取り込むか】という視点を持つ必要があります。

そう考えると、
まずは「北京」は、必ず押さえておく必要があります。

中国の中でも、特に北京は首都であり、政治の都ということもあって、
予想外に洗練されていて、ブランド力の高い都市です。

特に、北京の方は上海や上海人に対するライバル心が高く、
「私たちが、中国の中心で国を動かしているのだ!」というような気概を感じます。

日本で言うところの、東京人と大阪人の関係性に近いでしょうか(笑)


まぁ、それはさておき、
北京では、デフレマインド満載の日本とは真逆で「価格が高いものから売れていきます」。

消費者の購買力は、日本では想像がつかないくらい旺盛です。


まずは、百聞は一見に如かず。

一度、一緒に北京にご一緒しませんか?


今回、多くの方々に北京の実態を知って頂き、さらにチャンスを手にして頂くために、
この度、北京在住17年のNO.1日本人コンサルタントの方と連携して、
北京の実践的な視察ツアーを行うことになりました。

現地在住の方のコンサルティング&コーディネートで、
北京と中国で圧倒的な成果を上げる2日間になることをお約束します。


【目から鱗!本当の中国を見て、聞いて、肌で感じて・・中国の市場を本気で狙う!北京ビジネス視察ツアー】


■【日程】
 8月4日(金)~ 8月6日(日)
※ご希望により前後の日程を伸ばすことも可能です。

北京&中国でトップクラスの実績を持つ専門家と連携して、実践的な視察&コンサルティングを行い、実践的な海外進出の第一歩を踏み出して頂けます。


■対象者
 基本的には経営者の方対象。ただし、将来海外で企業を考えている個人事業主の方、意欲の高い学生さんもOKです!



■【プログラム】
 現地北京在住17年の実務経験豊富な経営コンサルタント&コーディネーターと、
 私、「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」青木幸司の解説で北京のビジネスなどの視察をして体感頂き、中国ビジネスを一気に進展させます。

 参加された方々の意識を一気に「世界視点」に変えると共に、
 今後の日本と世界でのブランディング構築方法と売上向上、経営方法を根本から変えるイノベーションを起こすことを目的としています。

 参加された誰もが人生を変えるきっかけにすることができます。
 (1)現地の中国最新ブランド&最新ビジネス視察
 (2)地元北京お勧めの観光地を訪問
 (3)現地に在住している企業家&経営者との交流会
 (4)参加される方のご要望に応じてコーディネート
 (5)現地北京で&中国での成果を個別コンサルティング


■【定員】
 10名


■【本視察の特徴】
 (1)少人数制2人から開催可能な為、気軽に参加できます。
 (2)最短2泊3日(延泊可)なので、仕事の合間にすぐに出発できます。
 (3)中国の最新ビジネスや北京の現場を自分の目で見る短期集中視察。マスコミでは絶対に伝えない中国、北京のチャンスを掴むことができます。
 (4)中国の最新情報発信地の北京でモチベーションを上げ、日本でもグローバルな視点でビジネス展開ができます。
 (5)北京現地在住の北京を熟知したコーディネーターの分かりやすい解説
 (6)個人の実体験として海外進出のチャンスを掴み、成功させたシニアビジネス経営コンサルタントによる解説
 (7)誰もが北京や世界での成功のポイントを理解し、日本や世界でブランドを構築し、売上を上げることができるようになる。
 (8)ツアー後の北京でのビジネス成功の個別サポートも可能
 (9)現地在住の企業家やビジネスマンとの交流会に参加できる



■【同行コーディネーター】
 ●青木 幸司
 




 ★夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント

 経営者 / 経営コンサルタント

 昭和45年生まれ。早稲田大学卒。
 神奈川県横浜市、愛知県尾張旭市で
 「訪問看護事業」「住宅型有料老人ホーム事業」「訪問介護事業」「居宅介護支援事業」「コ
 ンサルティング事業」など、主に介護・医療関連の事業を展開している。

 「低所得」「低年金」「医療依存重症者」などの介護難民を救うべく、日本初の
 「月額9万円で住める有料老人ホーム」のスキームを開発。
 「東洋医学と西洋医学の良いとこ取り」を研究し、独特の療法で多くの患者、利用者
 を救うことに成功し、介護業界にイノベーションを起こす。
 同時に、リハビリ分野にも力を入れている。
 日本初の医学博士号を持つ理学療法士を擁し、看護師とのコラボレーションに
 特化し、「医学的見地」を生かした独特のリハビリ療法を開発。
 そのスキーム、療法である「かざぐるま式」が評判を呼び、日本全国でコンサル
 ティング事業も展開。数多くの法人、個人に成功事例を提供する事例を持つ。

 2016年より、これまでの実績を生かして海外事業の展開を開始。
 中国北京、天津の国営の巨大医療グループ、アメリカニューヨーク州の全米NO.1の医療
 グループ等とも連携を開始し、現在世界に活躍の場を広げている。

  

      ◆TEAM ALL JAPAN ~絆(きずな)~PROJECT
                    運営事務局 CEO
      ◆グリーンランズ株式会社 / ケアブリッジ株式会社
                  代表取締役 青木 幸司



 ●益子知大
  ◆NO1中国進出コンサルティング
 金塔グループ集団総裁 / 中国進出コンサルティング

 
 昭和55年生まれ。日本大学国際関係学部卒
 大学在学中の2001年より留学生として北京に渡り、北京大学対外漢語学院(上級コース)卒業後現地採用勤務を経て2009年に「益洋金塔(北京)電子商貿有限公司」を立ち上げ、「小売/卸・貿易実務・進出コンサル・通訳/翻訳」を展開している。
 宝酒造株式会社の中国現地法人である「宝酒造食品有限公司」より「インターネット一級代理店」の独占資格を得たのち淘宝網のブランドモール『天猫商城』に【宝酒造天猫旗艦店】を展開、その後他社にもリソースを解放し淘宝網企業公認サイト『宅配一番』を運営し、優れた日本商品を中国の消費者に届けている。

 この間蓄積してきた実務ノウハウと、中国人社会に身を置いて会得した「中国人的思考回路考察」を活かしたコンサル業務を展開、2014年にはトヨタ、みずほ銀行、味の素などが会員として構成している「日中投資促進機構」に講師登録され、「中国脳読解セミナー」の講師を務めている。

 2016年からは「日本企業の中国進出をより力強く支援したい」との思いから逆進出を果たし「プレミアムブリッジ株式会社」を設立、大阪商工会議所の国際課セミナー講師(中国担当)として大手百貨店・化繊メーカー・化学品メーカー等の相談案件を受けている。

           ◆金塔グループ 企業一覧    
           益洋金塔(北京)電子商貿有限公司
              益知通(天津)商貿有限公司   
              プレミアムブリッジ株式会社 


■【参加費】
 200,000円(消費税別途)

※事前のお振込をお願い致します。
※旅費・宿泊費・食費などは含まれておりません。
※お申込み完了後のキャンセルは100%のキャンセル料がかかりますので、ご了承下さい。


■【航空券のチケット・ホテルの手配】
 弊社のルートで、国内最安値の一つである旅行代理店を通じて、全国から航空券のチケット・ホテルの手配を行うことができます。

ただし、状況により売り切れも予想されますので、お早めにお申し込み下さい。
ご希望の方は、弊社までご連絡下さい。旅行代理店をご紹介させて頂きます。


■お申込みフォーム
「目から鱗!本当の中国を見て・聞いて・肌で感じて・・中国の市場を本気で狙う!北京ビジネス視察ツアー」


・・・・・・・・・切り取り・・・・・・・・

【お名前(フルネーム)】
【会社名】
【電話番号 / FAX番号】
TEL:     (      )
FAX:    (      )
【E-Mail】


・・・・ ・・・・・切り取り・・・・・・・・

※上記の内容をご記入の上、私のブログに直接メールを頂くか、あるいは
 bz910220@bz04.plala.or.jp
 こちらの私のアドレスまで直接メールを下さい。

 その後、直接のやりとりにて詳細をお伝えさせて頂きます。


ちなみに・・・
下記の内容をご確認の上、ご承諾頂いた方のみのご参加となります。
☑本ツアーの目的は、「海外進出の現地視察、勉強会&現地の方との交流」です。
☑上記以外の行動は、全て皆様個別の判断で行ったものであり、弊社では責任を負えません。
☑参加費は、勉強会の参加費と事前の海外進出の経営コンサルティング料であり、旅費・宿泊費・食費などは含まれておりません。
☑本ツアー・視察は、あくまで勉強&情報提供を目的としたものであり、勧誘・販売を目的としたものではありません。
☑本ツアー・視察による一切の行為で発生したいかなるトラブル・損失及び損害対しては、弊社は責任を負いません。
☑参加者は、反社会的な勢力ではなく、日本・中国・諸外国の法律やコンプライアンスを厳守して頂きます。


皆様、ぜひ一緒に人生、ビジネスにイノベーションを起こしましょう!

ご連絡お待ちしております!

  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 15:32Comments(0)海外視察ツアー

2017年05月15日

改めて、【継続は力なり】を心に刻んでみる

「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」の青木です。

皆様、お元気でしょうか?


僕は、現在、本業でもある弊社の「介護・看護」の業務拡大・事業展開もさることながら、
ここ最近は、5年後、10年後をも見据えて「海外事業」の展開にも力を入れ始めました。

今年2月には、アメリカ合衆国ニューヨーク。
4月には、中国の天津。

そして、明後日からまたニューヨークへ出張して、海外事業展開をさらに加速させて参ります。

あと、7月にはマレーシア・クアラルンプールにも行く予定。


最近、よく考えます。
事業の成功の肝は、ブランディング・マーケティング、そしてマネジメントの3つであると。

自社の強みを自覚し、顧客が求める真の情報・サービスをお届けし、自社の資源・資産・リスクを管理しながらその効果を最大化する。


でも、このバランスを取りながら経営していくことは、実は簡単なようで、とてつもなく難しい。
あくまで、自社のリソースにおいては、当然のことながら「人・モノ・金・情報」などには限りがある訳です。

周りの方々からは、「最近、御社の活躍は凄いですねー!」などと言われたりしますが・・・
僕も含めて関わっている当人たちの感覚の中では、まだ結果も出ている訳でもないし、現在進行形もいいところで、色々と課題や問題が山積みです。

海外事業のプロジェクトメンバー同士でも、意見が合わず対立したり、氷解しそうになったことなども何度もあります。

僕は、これまでの経営者人生の中で、
新しく手掛けるプロジェクトなどの「0」から「1」のステージを何度も経験していますが、

そりゃぁ、「答え」がない道なき道を進む作業なので、
所謂「サラリーマン発想」では、このステージにおいては進捗させることはまず無理です。

問題があって当たり前。

トラブルがあって当たり前。

予想通りに行かなくて当たり前。

挫折しそうになることだって何度もありますが、これはもう「経営者魂」でやり遂げるしかない。

僕も人の子。時には葛藤して、悩んで、夜も寝れないことも幾度にもあります。


海外事業という「非日常」の世界。そして、相手にしているクライアントが中国もアメリカも超巨大企業です。
日本のように、「予定調和」的な進捗はまずなく、「一難去ってまた一難」の連続。

でも、やるしかないのです。
今ある苦労・苦難の上に、「果実」があると信じて。



幸いにも、今のプロジェクトメンバーたちは、これまでも色々とありましたが、皆ポテンシャルの高い人たちなので、助かっていますが。


諦めずにやり抜く、そして「継続は力なり」を改めて考えさせられる今日この頃です。


そんな中で、僕がいつも尊敬して、学ばせて頂いている経営者のメルマガの一説にこんなくだりを見つけました。


このブログでも何度かご紹介させて頂いていますが・・
メルマガ読者20万人を誇る「平成進化論」の鮒谷周史さんです。


・・・・・・・・・ここから・・・・・・・・・・

■私(鮒谷)は時折、

 【継続という名の「非合理の合理性」】

 について、思いを致します。


 今の時代にあっては、

 【継続、蓄積、辛抱強く】

 などといった、黴(カビ)の生えたような
 辛気臭(しんきくさ)い言葉は流行らず、

 【短期、さらには超短期の成果】

 がもてはやされるように思います。



■そして、

 【超短期の成果があがった事例を以って、
  高い生産性が云々】

 と喧伝されるケースも見受けられるわけですが、


 そんな論調が主流になればなるほど、
 ますます、

 【継続、蓄積、辛抱強く】
 
 などといった、すぐに成果が出ず、
 
 「生産性の悪さ」

 が強調されて見える言葉は
 流行らなくなるわけです。



■ただ、よく考えてみると、

 【長期継続は(短期の生産性追求という観点では)
  一見すると非合理】

 ですが、現実に
 
 【筋の良い長期継続は、ある段階から
  とてつもない成果をもたらし始める】

 ということがあるのです。



■だから

 10年、20年、30年単位で
 人生を考えられる人であるならば、

 【損して得取れ、的な、
  長期継続という名の非合理の合理性】

 を意識して生きていくという選択肢が
 あってもよいのではないでしょうか。



■なによりも、

 そうした道のりを歩もうとする人が
 (時代の趨勢により)減少すればするほど、

 【時間をかけないと、身につけられない、
  あれや、これや、の価値は高騰、暴騰する】

 のではないでしょうか。 



■昔からメルマガをお読みくださっている方は
 ご承知の通り、

 私(鮒谷)は10年以上前から頻繁に

 【5年、10年は誤差の範疇】

 と言い続け、


 「慌てて、焦って、短い時間軸で生きていても、
  ろくなことがない」

 「おかしなものを掴んでしまうことすらある」


 とお伝えし、さらには自戒してきましたが、
 今はますますその思いが強くなってきており、

 このご時世にあっては、
 もはや死語さえ言えるかもしれない

 【継続は力なり】
 【石の上にも三年】

 といった古色蒼然たる哲学を持って、
 ますますこれからも生きていくつもり。



■今日の話をまとめると、

 【一見、非合理にも見える継続の力こそが、

  長期的に見たときには最後、
  圧倒的な合理性の世界に自らを連れ出してくれる】

 ということになるわけですが、

 これまでは「仮説」にしか過ぎなかったものが
 ここに来て、

 ようやく(10年、20年越しで)実証され始め、
 その果実が自分にも実り始めたようにも思えます。


■それもこれも


 【継続、蓄積、辛抱強く】

 【継続という名の「非合理の合理性」】

 【損して得取れ】

 【5年、10年は誤差の範疇】

 【継続は力なり】

 【石の上にも三年】

 【筋の良い長期継続は、ある段階から
  とてつもない成果をもたらし始める】


 といった世界観に生きてきたからであると
 自己分析しています。


・・・・・・・・・ここまで・・・・・・・・・

僕自身も、10年以上前から、上記鮒谷氏のメルマガからインスパイア―を受け、学び、心の糧にしてきました。

今更ながら、物事を成し遂げる為には、

長期で物を考え、

【損して得取れ】

【石の上にも三年】

【5年、10年は誤差の範囲】
を念頭に置いて、行動していくことの必要性を実感しています。


ここには書いていないですが、

鮒谷氏は、人生で、ビジネスで成功していく上で大切なことは、

【時間を味方につけ、継続による複利効果を利用して、焦らずに逓増で豊かになっていく】ということだともおっしゃっておられます。


僕は、ビジネスとは別に投資も行っているので、このあたりの文脈はもの凄く実感があるのですが、

でも、それは結局のところ、人生そのものにおいても全く同じことが言えることなのでしょうね。


本で読んだ知識も大切ですが、

それ以上に、

自分で行動して得た「経験」をどう解釈するかどうかで、自分の人生が豊かなものになるのかどうかが決まってくるように感じます。


皆様は、いかがお考えでしょうか?


  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 15:21Comments(0)成功法則

2017年01月09日

【夢・目標・モチベーション】を設定する前に、まずは大切なこと

「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」の青木です。

しばらくブログでの情報発信をサボっておりました。
約半年ぶりになりますね。

皆様、お久しぶりです(笑)

僕も、仕事柄、ブログ、Facebook、メルマガ等様々に情報発信されている方々の投稿を目にしますが、・・
毎日発信されている方たちに触れる時、「この人は、本当に凄いなぁ」と、いつもリスペクトして拝見しております。

僕自身、この「情報発信」の大切さは頭では理解しているつもりではいるものの、
恥ずかしながらついつい日常の忙しさに流されてしまい、なかなか実行できていない自分に対して、年末あたりから相当にストレスが溜まっていました。

弊社の社員には、「仕事上では、【緊急かつ重要なこと(第一領域)】だけではなく、【緊急ではないけど重要なこと(第二領域)】が実は一番大切なんだ!」と言っておきながら、その自分自身が実行できていないという・・・

大いに反省して、今年2017年は、自分の為にも、皆様の為にも「情報発信」を定期的に実施していこうと思います。
皆様、どうぞ宜しくお願い致します!


さて、僕自身、2016年は、本業でもある「訪問看護事業」「住宅型有料老人ホーム事業」「訪問介護事業」「居宅介護支援事業」「コンサルティング事業」もさることながら、
その中でも特に、海外での事業展開における足がかかり、きっかけを作ることに注力した一年でした。

5月には、アメリカ合衆国ニューヨーク。
8月には、香港。
10月には、中国北京。

中国北京においては、足繁く訪問して、中国最大の7兆円規模の国有医療グループとの間において、ハードな交渉を経て業務提携の運びとなりました。

中国人のメンタリティー、文化、商習慣の違い等々、僕にとってはまさに「非常識」なことの連続で、改めて「世界は広い!」と感じると共に、
【日本の常識は、世界の非常識】という意味を肌で体感して、これから世界で戦う上での大切な心構えを得ることができました。


ここ最近、つくづく感じることがあります。
それは、物事を【俯瞰して見る】ことの大切さです。


島国日本に住んでいて、あくまで「日本視点」だけでビジネスを構築していくのと、
海外を体感し、「世界視点」で物事、ビジネスを俯瞰して見ながら、日本国内のビジネスをを構築していくのとでは、
今後の会社としての事業展開に対する広がり、幅が格段に変わってくるのではないか?と思うのです。

ただし、こうやって「言語化」すると、皆様もその意味自体は理解して頂けると思うのですが・・
正直、僕自身も、こうやって海外に出ていく前までは、頭で理解したつもりになっているだけで、本当の意味でその重要性を実感できてはいませんでした。

実際に、僕も北京にも、ニューヨークにも、香港にも行き、
ローカルな文化に触れ、ローカルな人に接し、ローカルな会社と仕事をしてみて初めて、
この意味合いが「理解したつもり」から、「理解が腑に落ちた」体験をしました。

特に、経営者の方、あるいは将来経営者を目指される方におかれましては、これからの時代は、絶対的に行動し、体験するべきだと考えます。
その際に、もしご縁があれば僕も、アテンドさせて頂きますので、ぜひご一緒しましょう!




少し話は変わりますが・・・
僕の中で、最近もうひとつ「問題意識」として感じていることがあります。

それは、個人において、【夢・目標・ゴールの設定は大切ではあるが、その設定のやり方を間違えると、人は成長しない】ということです。

僕たちは誰でも、この世に生を受けて以来、
親、友人、先輩、知人、学校の先生、職場の上司など、自分の身の周りにいる人たちからの考え方、常識、あるいは「人生は、こうあるべき」的な人生論など、様々な影響を受けています。

それは、良い悪いは別として、直接的にも間接的にも、その彼ら彼女らからの影響力はものすごく強く、
ある意味、そこには彼ら彼女らからの「刷り込み」「バイアス」が発生する可能性があることが考えられます。

そして、それによって僕たちの人生、生き方は形成されていく。

ちなみに、これまでの人生を振り返った時に、僕自身がまさにそうでした。


典型的なサラリーマン家庭に生まれ育ち、
「一生懸命勉強して、良い大学に入り、一流企業に就職して、マイホームを購入して人生を安定的に過ごしなさい」
こう両親に教わって、幼少期から20歳まで生きてきましたが、
そこに何か、とてつもない違和感を感じて、両親の意思に背き、社会からドロップアウトした僕。


現在は、僕は、両親の意思とは真逆に、「超不安定」な経営者の道に進み、人生を生きています。

今は、時代も変わり、公務員でも会社員でも終身雇用という概念が崩れ、「一生、ひとつの会社で勤め上げる」ということはなくなりました。

「地道に頑張れば、最後は国が面倒見てくれる」というパラダイムが崩れ、

「国に頼ることなく、自分の生活は自分で守る」というパラダイムにシフトしつつあるのです。


時代が変われば、それまでの「常識」は、その後は「非常識」になるということ。


少し、前置きが長くなりましたが・・・


要は、何が言いたいと言うと、

僕たちが、これまでの「常識」「こうあるべき論」といったような、過去の「知識」「考え方」「経験」「体験」に縛られているうちは、
本当の意味での、これからの自分の「夢」「目標」「ゴール」を見出すことは、なかなか難しいのではないかという僕なりの仮説です。


弊社の社員、スタッフにも、よく質問することがあります。

「あなたは、将来何がやりたいのか?どうしたいのか?」


でも、これに対する答えは、その社員、スタッフにもよりますが・・

「特に、ないです!」

「今に満足しているので、そのままでいいです!」
あるいは、

「とりあえず、今のまま仕事を頑張って、ご飯を食べられればそれでいいです!」
のような、何か刹那的な表現、回答を耳にすることがあります。


なぜ、彼ら彼女らからが、そのような回答に終始するのか・・

それは、僕が思うに、ただ受動的に「日常」を生き、そして、主体的に【非日常】を体験しようとしないからではないでしょうか。


では、その【非日常】とは、何なのか?

それは、【自分の魂、あるいは心を震わせられるような体験、経験】です。


人は、「理屈」では絶対に動きません。

人は、「感情」で動くのです。


「感情」とは、【感動】【驚嘆】【ショック】などのような、所謂「日常」では感じることのない、別次元での体験、経験のことです。


ただ、これは常日頃から業務において、「お金の為」「生活の為」レベルの、所謂「ライスワーク」で仕事をしている人には、
絶対に体験できないものです。

自分から、主体的に行動し、その種の体験、経験に数多く接することによって、
「これが、本当は自分がやりたかったことなんだ!」
「僕も(私も)、あの人ようにこんな人生を生きてみたい!」
「相当にショックではあったけど、この経験を次に絶対に生かすぞ!」

などと、「感情」が動き、
それは決して「他人からの刷り込み」「バイアス」ではない、本当の意味での【自分のやりたいこと・夢・目標】などがそこから少しづつ固まっていくものだと思います。


さらには、その際に注意するべきこととして、
【リスクを恐れない】【考える前に動いてみる】【動きながら考える】といった、
ポジティブな発想、考え方が大切だと思います。

特に、保守的な人は、「まずは、じっくり考えてから・・」とか、「それはできるかどうか分からないし・・」
などと、自分に「やらない(できない)言い訳」を繰り返し、自分の心にブレーキをかける傾向にあります。

そういう人は、考えるだけで、一生行動はしません。
人生の幅も絶対に広がりません。

以前に、このブログでも書きましたが、
「今の時代は、リスクを取らないこと自体が最大のリスク」なのです。

かと言って、何も「無防備に行動しろ」と言いたい訳でもなく、
「常に、最悪のリスクは想定しながら、その上で自分が取ろうとしている行動がリスクを許容できるレベルのものであれば、
積極的にチャレンジして行動するべき」
だと言いたいのです。


そのような考え方で、常に【主体的な行動を繰り返し、自分の心を震わせられるような非日常の体験・経験】を数多く積むこと。

その過程を通して、もっと物事を【俯瞰して見る】という、そのレベルを上げていく必要があります。


物事を俯瞰して見るレベルが上がれば、人生において、仕事においての選択肢ももっと増えますし、
もっと何十倍も楽しい、エキサイティングな人生を歩むことができるのではと、僕は真剣に考えています。

「人生は、こう生きなければならない!」
「人は、こうあるべきだ!」

ある意味、そのような「こうあるべき論」も、時には大切ではありますが、
それとは別の見方として、生きる上で、仕事をする上での【モチベーション】【夢】【目標意識】を設定する際には、
【意識して、「非日常」を生きてみる】という行動が、まずは大切ではないでしょうか。


僕は、今年2017年も、どんどん【非日常】を体験して、自分個人、経営者としての幅、俯瞰レベルを上げてワクワクする人生を生きていきます。


そして、今年は、弊社社員、スタッフにもそのあたりを重点的に伝えていくつもりです。


皆様は、どのようにお考えでしょうか?


それでは、また。










  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 15:29Comments(0)成功法則

2016年06月06日

~ 「弁証法」という考え方が、個人にも会社にも新たな変化をもたらす ~

夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタントの青木です。

けっこう久しぶりの投稿になってしまいました(汗)


皆様、お元気でしょうか?


僕自身は、5月のゴールデンウィークのアメリカ合衆国ニューヨーク州へのビジネストリップから帰国後、横浜、名古屋の日々の業務、コンサルティング、そして名古屋本社の法人税決算申告なども重なり5月は目一杯の忙しさでした。

そして、やっと6月を迎えることができた次第です。


ただし、現在もまだまだ事象、人、出来事に対して自分の頭の中が「混乱」「混沌」の渦に巻き込まれており、何か落ち着かない日々を送っております。


そんな中、僕の日々のルーティンでもある尊敬する経営者、「平成進化論」の著者鮒谷周史さんのビジネスメルマガを読んでいて、思わず目が止まった一節がありました。

ちょっと、引用してみますね。



・・・・・(ここから)・・・・・

■私の中では

 「自問自答」
 
 は大切なキーワードの一つとなっています。


 「外部の刺激を受け、

  混乱と混沌が生まれ、

  思考装置が回り始め、

  (ときに思考の、しばらくの沈潜を
   伴いつつ)

  ポンッ!と新たな発想が生まれてくる」

 
 のは、自問自答を繰り返すから。



■そしてここからが大事なところですが、

 「自問自答は
  勝手に生まれてくるものではない」

 のです。


 あくまで外部からの刺激が入り、
 
 自身のこれまでに築いてきた思考回路と
 新たな概念がぶつかり合うことによってのみ、

 過去の蓄積と、新しい刺激を統合しようと
 する試みが生まれます。


 
■この内的な試みこそが

 「自問自答」

 の正体であり、


 弁証法的に言えば、

 テーゼとアンチテーゼを統合し、
 ジンテーゼを導き出す作用、

 すなわち

 「アウフヘーベン(止揚)」

 はこの過程から生まれるのです。


 つまり、

 自問自答しなければ止揚されない
 (=新しい回路が開かれない)

 ということ。



■自問自答しなければ
 新たな回路が開かれず

 (=より一層の高みに上ることはできず)

 その自問自答は外部刺激によってしか
 生まれない、

 とするならば、


 自分以外の考え方に触れ、

 自分の信念、思いに
 (あえて)ヒビを入れることが極めて重要、

 ということになるのではないかと
 考えているのです。


・・・・・(ここまで)・・・・・


上記にもあるような
■「テーゼ」

■「アンチテーゼ」

■「ジンテーゼ」

そして、「アウフーベン(止揚)」という弁証法の考え方。


実は、つい最近も、弊社のスタッフに社員教育の一環でお話ししたばかりだったのです。

大学時代は、「社会勉強」という名の遊びにうつつを抜かし、勉強らしい勉強はほとんどせず、学校に行くのもテスト前だけという僕でしたが(笑)、唯一この「弁証法」についてだけは衝撃を受け、学び、そしてこれまでその考え方を武器にして人生を生きてきました。


「自問自答」という下りがありますが、この記事にもあるようなある種、前向きな意味での「自問自答」は、僕自身、今後の自分自身の成長や幅を広げる上でも、とても重要なことだと考えています。

ただし、逆の意味での狭義の「自問自答」はあっても、なかなかこの本質的な「自問自答」を実行している人はなかなか少ないというのが現状です。


僕が思うに、個人事業主のように「個人」として活動していようが、1人以上の組織、団体、コミュニティーに身を置いて活動している人であっても、この弁証法的な考え方を理解し、実践していかないと、なかなか自分が思うような結果、幸せ、成功という形を作っていくのは難しいと思います。


例えば・・・

【組織の中に身を置いている場合】
ここに、AさんとBさんの二人がいるとします。
AさんもBさんも、それぞれの「考え方」「信念」「想い」を持ち日々の業務、人生を生きているとしましょう。

もし、Aさんを中心に考えるのなら・・
Aさんの「考え方」「信念」「想い」が、【テーゼ】になります。

そして、それ以外のBさんの「考え方」「信念」「想い」は、【テーゼ】に対する【アンチテーゼ】になります。

ただ、ここでよく起こる事象として、Aさんの考え方によっては、この【テーゼ】と【アンチテーゼ】が所謂「対立事項」になる確率がすごく高いということです。


言葉で表現するなら、【「A」 VS 「B」】ということになるのでしょうか。


Aさん:「私の考え方は、Aである」 =イコール 「Bさんの考え方は認められない。間違っている」


そして、そのAさんの考え方、反応を受けて・・・

Bさん:(だったら・・)「私の考え方は、Bである」 =イコール 「Aさんの考え方は認められない。間違っている」


このように、結果として、BさんもAさんに対して「対立姿勢」で臨むことになってしまう。


これが、【「A」 VS 「B」】、即ち「対立」「衝突」「喧嘩」の正体です。



でも、これがもし逆に・・・

Aさんが、弁証法的な考え方を持っていたら・・・

Aさん:「私の考え方は、Aである」

       ↧
   
   「そして、BさんにはBさんの考え方があり、それも理解できる」
       
       ↧

   「では、私の「A」という考え方と、Bさんの「B」という考え方を織り交ぜて、何か新しい「C」という考え方、解決策、概念を生むことはで 

ないものだろうか?」


恐らく、このような展開になります。
結果として、AさんとBさんの人間関係はお互いに尊重され、そして二人のコラボによって新しい発想、解決策が生まれることでしょう。


ここにおいて、新たな生まれた「C」という考え方が、上記にもあった「ジンテーゼ」であり、この過程のことを「アウフーベン(止揚)」と呼ぶのです。


以前にこのブログでもお伝えしましたが、スティーブン・コヴィー博士の著書「7つの習慣」においては、人の成長過程については、3段階に分かれると言われています。


①「依存状態(物質的にも、精神的にも全て他者に依存している状態)」
   ↧
②「自立状態(物質的にも、精神的にも他者に依存せず、全て自分で判断して行動できる状態)」
   ↧
③「相互依存状態(「自立状態」にある者同士が、お互いの強みを生かしながらパートナーシップを組んで、さらなる成功を目指している状態)」


これは、あくまで僕の経験則ですが・・

弁証法的な考え方を持って行動できる人というのは、上記の②「自立状態」か③「相互依存状態」にある人に限られてくるのではないかという僕なりの仮説です。


そして、多分、当人には自覚はないと思いますが、物事に対して常に「批判的」であったり、「他責思考」であったり、あるいは自分とは考え方が180°違うと思われる相手に対して「リスペクト(尊重)が薄い」という傾向にある人は、この「弁証法」についての理解、把握が多分に不足しているようにも感じます。

言い方を変えれば、そのような人でさえも、この「弁証法」を理解し、行動していくことによって、個人としても、組織人としてもさらに幸せに過ごしていくことができるのではないかと思った次第なのです。


僕たちが生きている現代は、変化のスピードが本当に速い時代です。

ましてや、現代は、過去の日本の高度成長期のような「右肩上がり」の時代でもないのです。


【過去においての常識は、未来においての非常識】

であり、

日本と海外との対比においても、
【日本の常識は、海外の非常識】
でもあり、既に既成事実としてそうなりつつある。


ということは、これまでの過去の僕たちの常識、成功体験、行動パターンに囚われていてはならない。

鮒谷氏が言うところの新たな「外部からの刺激」を常に取り入れ、アウフーベン(止揚)して、明日の新たな自分、思考様式、行動様式を作って行かなければ、最後にはガラパコス(化石)化してしまうはず。

携帯で言う、ガラケーのように。。

そう思います。


だからこそ、個人の内的な試みでもある「自問自答」を通して、「弁証法」の本質でもある自分とは違う「人」「物」「考え方」に対して【リスペクト(尊重)】を持って接し、受け入れ、新しい価値、考え方を手に入れながら、個人も、会社も圧倒的な変容を遂げていかない限り、明日の繁栄はないと感じます。


僕自身は、「経営者」という立ち位置だから余計に感じるのかもしれないが、そのあたりの「危機感」がもの凄く強いのです・・

ただ、周りを見渡してみると、その「危機感」を感じて行動に移している人は、ごく僅かなんだと思ったりします。


皆様は、いかがお考えでしょうか?

  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 17:17Comments(0)成功法則

2016年04月07日

「他責思考」が作り出す「不幸せ感」という悲劇 ~「聴く」ということの大切さ~

以前、家族で大阪にあるユニバーサルスタジオジャパン(USJ)へ遊びに。最新のハリーポッターのアトラクションに乗るのに寒空の中、2時間以上待たされた挙句、乗るには乗ったが、途中で酔って失神しそうになり、散々な目に遭ったことで「もうUSJなんか二度と行かない!」と改めて固く胸に誓った(笑)、「夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント」の青木です。


東京ディズニーランド、ディズニーシー、そして今回のユニバーサルスタジオジャパン。
大の「行列待ち嫌い」で、「アトラクション恐怖症」、さらには「高所恐怖症」の僕にとっては、この類の遊戯施設の世界は、まさに地獄絵図状態です。
奥さんと娘たちは、大好きなようで「キャーキャー!」楽しんでおりましたが、僕には全くもって意味が分からない。
「楽しすぎて、何時間待っても疲れない!」なんて言葉を聞くと・・
これはも、価値観、感覚の違いとしか言いようがないですよね(汗)

でも、「目の前にいる人に、プラスの痕跡を残す!」を信条としている僕ですから、彼女たちが楽しんでもらえて、幸せを感じてもらえたのだとしたら、そのへんは「まぁ、それで良しとしよう!」と、強引に納得させている自分がいたのは事実です(笑)


それは、さておき・・・
4月に入り、桜も満開の中、会社、ビジネスにおいては、相も変わらず横浜、名古屋を起点に全国を飛び回る忙しい毎日を送っております。


ここ最近ですが、「人にとって、本当の意味での幸せとは何なんだろう?」と考えることが多くなりました。
僕自身、仕事柄もあって、会社のステークホルダーの方々を中心に色々な方にお会いします。

自社のスタッフ、クライアント側のスタッフ様、ビジネスパートナー、知人経営者、お取引先等々。


当然のことですが、人によって、その「考え方」「思考背景」「世界観」「仕事観」などは本当に様々です。


ちなみに、僕は、元々「人間」が大好きで、そして「人間ウォッチング」も大好き(笑)

さらには、元々営業畑出身ということもあって、個人の習性として、コミュニケーションスタイルとして、まずは相手のお話を徹底的に【聴き続ける】ということを常に意識しています。

僕が【話す】のは、あくまでその【傾聴】が終わった後。

弊社のクレドにもありますが、いわゆる【「聴く」が8割、話すが2割】という法則です。

この法則を実践することの大切さ。

それは、相手を「よく知る」ことができるということ。
そして【聴く】に徹することで「相手からの自分への信認」が得られているので、その後のこちら側が【話す】というステップにおいて、相手から見た自分の考え、主張への理解が深まりやすいということです。

一言で分かりやすく伝えるとしたら・・・
【人は、自分の話しを真剣に聴いてくれる人のことを好きになる】っていうところでしょうか。



ただし、誤解のないようにお伝えしておくと、上記の【聴く】とは、ただ聴くということではありません。
【聴く】という行動を通して、相手への【共感】【リスペクト(尊敬)】を示すということが大切なのです。

技術的に言えば、「相槌(確かにそうですよね!」「共感(本当によく分かります!素晴らしいですね!)etc」といった行動、表現です。

そこがすっぽりと抜けてしまっては、相手に対して「僕は(私は)、あなたのことを本当に理解していますよ!」というメッセージを伝えることができず、どれだけ何時間聞いても、相手からの信認を得ることはまずできないでしょう。


ちなみに、弊社のスタッフにもこの法則については過去に何度となく教育してきていますが、実際にそれを理解し、行動ベースで実行できている人は恐らく、10人中で言えば、5人。半分もいないのではないでしょうか。


実は、この【聴く】という行動が習慣ついているかどうか、それが直接その人の「幸せ」につながるんです!
なんて、もし僕がお伝えするとしたら、皆様どう思われるでしょうか?

「ええー、そんなバカな!」「それは、ちょっと言いすぎなんじゃないの?」
多分、そう考える方が多いのではないでしょうか(笑)


ここからは、あくまで僕の考え、想いになってしまいますが。。

僕自身、これまで20数年のビジネス経験を通して、色々な方々にお会いしてきましたが・・・
やはり「仕事で結果を出している人」「幸せ感に溢れている人」「素晴らしい人間関係に恵まれている人」というのは、ほぼ例外なく【聴く人】ですし、もっと言えば結果としての【物事への肯定感に満ち溢れている人】だと思います。

すなわち・・
「聴く」 ⇒ 「相手への共感・リスペクト」 ⇒ 「相手から自分への好意的な反応」 ⇒ 「自己の承認欲求が満たされる(幸せ感)」 ⇒ 「聴く」 ⇒ 「相手への共感・リスペクト」 ⇒ 「相手から自分への好意的な反応」 ⇒ 「自己の承認欲求が満たされる(幸せ感)」 ⇒ 

                     ・
                     ・
                     ・
                   その上で・・
 相手の気持ち、感情、情報、状態を理解・整理した上で、好意的に「話す(あるいは、「話せる」)」


このようなループを回すことによって、「聴く」という行為が回り回って自分への幸せ感の満載状態を生み出す。
と同時に、その積み重ねによって「人」、あるいは「物事」に対して常に【肯定的に】解釈し、接することができるのです。



逆に、「話すが8割、聞くが2割」といった方をお見かけすることがあります。

そういう方の場合、よほどのカリスマ性があるとか、お笑い芸人ばりの天才的トーク技術を身に付けている人を除いて、結果としてほとんどの方が「自己満足」の世界で生きている方が多いように僕は思います。

すなわち、それが意味するところとは、ご本人が自覚しているかいないかは別として、結果としての「自分の世界観の相手への押し付け」につながる危険性が高いということです。

例えば・・・

(いきなり)「話す」 ⇒ 「「自分ワールド(世界)」全開で話す・相手が見えていない」 ⇒ 「戸惑う相手・微妙な反応(社交辞令な反応)」 ⇒ 「自分も相手が見えない・不安」 ⇒ 「相手の気持ち・感情・情報・状態」が理解できない」 ⇒ 「自己の承認欲求が満たされない」⇒ 「苛立ち・相手へのマイナスの感情」

                     ・   
                     ・
                     ・
                    その上で・・ 
 (苛立ち、相手へのマイナスの感情から)否定的に「聞く」 「私の言っていることって分からない?何で?どうして?」


このループが一度でも回ってしまうと、自分への「不幸せ感」が満載状態となり、その積み重ねが「人」、あるいは「物事」への【否定的な】解釈、接遇へとつながっていくように思われます。


このように・・・
私たち一般人が生息しているこの世界においては、「人とのつながりなしに生きてはいけない」という原理原則を考えると、この「聴く」ことの大切さは、ほぼ例外なくどの方にも必要不可欠な要素ではないかと考えるわけです。


さらに厄介なのは、この「不幸せ感」がさらなる「他責思考」を生んでしまうことで始まる【負の連鎖】。

・「あの人は、どうして僕の(私の)言うことを理解してくれないのか?」

・「きっと、あの人は僕のこと(私のこと)を嫌っているに違いない・・」

・「あの人さえいなければ、僕は(私は)もっと良い仕事ができるのに・・」

・「あの人って、僕に対して(私に対して)否定的な態度を取るということは、きっと他の誰に対しても同じに違いない・・」


このような「他責思考」の習慣が付いている人の行動パターンは、その後、他者への人格攻撃、非難や指摘、物事に対しても常に否定的な「できない理由探し」の行為などへと発展します。

その結果・・
周りの人たちは、当人に対して(「この人には言っても分かってもらえないから・・」)社交辞令を貫き、必要最小限のことだけコミュニケーションを取り、そしてその寒々とした空気感を感じる当人はさらに周りに高圧的に接することで、さらにお互いの溝が深まっていく・・

最後には、いわゆる「裸の王様」「ピエロ」と化し、コミュニケーション不全へと陥る。



これが、「聴けない」 ⇒ 「他責思考」 ⇒ 「不幸せ」 という図式の正体です。


ちなみに、僕は、常に周りとの豊かな人間関係を築き、いつも幸せ感を味わっていたいと思っています。


だからこそ、『聴く』 ⇒ 『自責思考』 ⇒ 『幸せ』

このプラスのループを回すべく、今も、これからも行動していくつもりです。

皆様は、いかがお考えでしょうか?


ちなみに、既にご存じの方も多いとは思いますが・・

「聴く」と「聞く」の違いは何でしょうか?

◆「聴く」・・・耳をそばだてる。積極的。英語で言うと、「listen」

◆「聞く」・・・自然に耳に入る。受動的。英語で言うと、「hear」


そして、最大の違いは・・・
「聴く」は、【心】できく。「聞く」は、【耳だけ】できく。
ということです。


【「聴く」が8割、話すが2割】

「話すが8割、「聞く」が2割」

この文中で、実は、上記のように漢字を使い分けて書いていたのですが、お気づきになった方はいらっしゃるでしょうか?


それでは、また。





  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 14:38Comments(0)コミュニケーション能力

2016年03月05日

~ 会社にも個人にも共通する「ブランディング」と「コミュニケーション」の重要性 ~

夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタントの青木です。


またまた、久しぶりの投稿になってしまいました。
そんな中、突然ですが、私、本を出版することになりました。


あれは、3週間前のことです。
『私、○○出版の▲▲と申ししますが、青木様でしょうか?』

私:「はい、そうです。」

『突然のことでびっくりされるかしれませんが、青木様のブログを拝見しまして、もし宜しければお会いできればと思いまして・・』

私:「どういうことでしょうか?」

『実は、今、弊社とアマゾンさんとのコラボ企画で【経営戦略】というタイトルで本を書いて頂ける経営者様を探しております。その中で偶然、青木様のブログの文章を拝見して、興味を持ち、大変失礼だとは思いますが、急遽お電話をさせて頂いた次第です!』


私も、あまりに突然のことだったので、これはひょっとしてよくある「自費出版商法」のような詐欺的なものではないか?と、失礼ながら疑ってかかったのですが、お電話頂いた担当の方が、感じの良い、温和で、丁寧な女性の方だったので、とりあえずお会いしてみることにしました。

1週間後、指定されたカフェにお伺いし、彼女から会社の概略、今回の出版の趣旨の説明があり、その後ロングインタビューを受けました。
私が現在の事業に参入することになったきっかけ、その事業に対する想いや事業の背景、今後の事業展開など、1時間半から2時間ぐらいでしょうか。
ひたすら、しゃべりまくりました(笑)

その結果・・
『実は、今度3月3日に本社で検討会議の予定がありまして、そこで私が著者候補の方のプレゼンをすることになっています。』
『今、青木様のお話をお聞きして、とても感動したので、私なりに編集して、会議の場で強力なプレゼンを行いたいと思います!』
『そして、その結果を、3月4日に必ずご連絡させて頂きますので、お待ち頂けますでしょうか?』

簡単に言うと、そんな内容だったと思います。


そして、またさらに1週間が経ち、昨日(3/4)です・・
『○○出版の▲▲ですが、青木様、会議の結果、審査通りました!色々な著者候補の方がいらっしゃったのですが、特に青木様については、とても評判が良く、問題なくOKだったようです!つきましては、今後の印税を含めた契約の件、執筆に関するスケジューリングなども含めまして、早速お打合せに入りたいのですが・・・』


あまりに、あっけなく本の出版が決まってしまいました。
恐らく、担当の方が一生懸命にプレゼンして頂いたことが、このような結果につながったのだと思います。

だとしても、私としては、そんなたいして影響力もないと思われるこの私のブログが、このようなきっかけにつながるなんて・・

やはり、ビジネス的にはよく言われることですが、【情報発信】って、本当に大切なことなんですね。
改めて、そのことを実感した次第です。


弊社が提携しているコンサルタントの方にも、よく言われます。
企業経営において、大切なこと。
それは・・
要約すると、【ブランディング】と【コミュニケーション】であると。

どんなに良い商品、サービスを提供していても、それを知って頂ける努力、即ち世の中に対して【コミュニケーション(情報発信)】を取り続けていかないと、結局のところ、会社としての【ブランディング(会社の価値)】の向上には成功しない。
そして、その【コミュニケーション(情報発信)】についても、技術・ノウハウを体系的に学び、常に工夫を施していかないと、結果としてピーター・ドラッカーではないが、新たな「顧客の創造」をすることはできない。

そんなことを思います。


ただ、それは会社としては当然大切なことではあると同時に ・・
実は、一個人にとっても、さらに必要なことではないのか?というのが、最近私が考えていることです。


コミュニケーション能力の大切については、ここ最近一般の社員、あるいは管理職の間でも「マネジメント」という文脈の中でよく語られることが多くなりました。
それこそ、書店などに行けば、その手の書籍は至る所に存在します。

でも、実際に、その【コミュニケーション】について、真剣に学び、努力し、能力を磨いているビジネスパーソンって、どの程度いるのでしょうか?

薄々と、何となく、それとなく分かっていても、それを当事者意識を持って学び、行動に結びつけている人は、私の実感として、まだまだ少ないように感じます。

例えば、社内間において。
「コミュニケーション不全」によって起こる当事者同士の擦れ違い、誤解などは、弊社でもいまだに見受けられます。
ただし、それぞれを冷静に観察していると、自分の意見・考えが伝わらない、理解してもらえない時に、その時点で「分からない相手が悪い」式の、ただ、その一点で、己が所謂「思考停止状態」に陥る場合が多いのです。

ただ相手を責めるのではなく、自分を振り返ってみて、コミュニケーションの取り方を再度工夫してみる、あるいは逆に相手が何を考え、どういう気持ちでいるのかを冷静に分析し、それを一度受け入れ、その上でどういう部分で接点を持てるのか考え、再度コミュニケーションを取ってみるとか、やり方は色々とあるはずです。

ただ、「自説を延々と述べ、相手視点に立とうとしない」、その態度は、特に個人で言えば、その人の今後の成長、キャリアアップを確実に阻害します。


上述した会社の例で言えば、例えば、採用計画の一環で自社の広告を打つとして。
その時に、結果としてその広告のレスポンスが悪かった、会社の宣伝が上手く行かなかったとして、相手、すなわち応募する側のことを責めますか?
「うちの会社の広告に反応しない、君たちが悪い」と。

決して、責めたりしないですよね(笑)

通常、会社としてはそのレスポンスの結果を受け入れ、そして再度検討して、また新たなアプローチを考え、広告を打ち直しますよね。
それと同じで、個人としても行動の結果、自分の意見・考えが相手に伝わらないのであれば、再度相手ではなく、自分のアプローチを考え直す必要があるということです。


要は、何が言いたいのか。
ことコミュニケーションにおいては、会社単位でも、個人単位でも同じ、その重要性は変わらないということです。

もっと言うならば、コミュニケーションと同時に、それが個人であっても、ブランディング(個人の価値)にもつながるということです。
きちんとした【コミュニケーション(情報発信)】を取り続け、それを認め、評価してくれる他のスタッフが増えることによって、結果として、それが社内における自分の【ブランディング(個人の価値)】にも成功するということです。


ちなみに、それは、当然のことながら経営者である私にも言えることです。

私は、コミュニケーションという文脈で言うならば、社外のお客様と同様に、弊社スタッフ、従業員に対しても、ある意味、「お客様」という意識で接するように心掛けています。
つまり、自社の社員というと、ついつい「自分のモノ」みたいな感覚、意識に流れていきがちです。そして、知らず知らずのうちに経営者という、ある種の「権力」を行使して、スタッフをトップダウンで抑えにいきがちです。

そりゃ、もちろん会社の局面によっては、会社として絶対に譲れない一線があった場合は、それはストレートに伝えることで、結果としてのトップダウンはあるかもしれません。
ただ、それが日常茶飯事の会社の社風であっては、スタッフの「主体性」は、絶対に育ちません。
そのへんについては、私も様々な会社を見てきたので、反面教師としてかなり注意してハンドリングはしているつもりです。


いずれにしても、「人材」ではなく「人財」であるということを忘れないようにする為にも、そして自分を律する為にも、基本線としては、敢えてそのような「お客様」という意識を持って、丁寧に接することで、結果として「あなたのことを大切にしている」というメッセージが伝わればと考えています。


人っていうのは、弱いものです。
よって、色々な考え方の軸、見方、観点を複数用意しておかないと、知らず知らずのうちに相手を傷つけたり、あるいは相手の価値を毀損したり、その結果、自分のブランディング、その延長線上で会社のブランディングにも失敗してしまう可能性があると考えています。

特に、社内においては、上の立場になればなるほど、【ブランディング】と【コミュニケーション】の相関関係を理解し、実践することが問われる。
そのように思います。


と言っても、私自身も完全に行動できているとは、これっぽっちも思っていません。
まだまだ勉強中の毎日ではありますが。


皆様は、いかがお考えでしょうか?



  

Posted by 青木 幸司           ケアブリッジ株式会社/グリーンランズ株式会社 代表取締役  at 17:04Comments(0)コミュニケーション能力